安全かつスムーズな配送のために

チャーター便を依頼する際、適切な準備と依頼内容をお伝えすることで安全かつスムーズな配送の鍵となります。しかし、多くの人々がそのポイントについて正確な知識を持っていないかもしれません。このブログでは、チャーター便を依頼する際のポイントなどについて解説します。荷物の安全な到着と配送プロセスの円滑化を実現するためのヒントやアドバイスをご提供します。

目次

  • 1.チャーター便とは
  • 2.チャーター便と混載便の違い
  • 3.チャーター便のメリット
  •  3-1 日時
  •  3-2 リスク
  •  3-3 荷物
  •  3-4 宅配便
  •  3-5 温度指定
  • 4.チャーター便のデメリット
  •  4-1 コスト
  •  4-2 手配
  • 5.チャーター便のご利用場面

1.チャーター便とは?

まずは、チャーター便とはどのようなものかをご説明させていただきます。

そもそも、「チャーター」とは、船やバス、航空機などを貸し切るという意味です。

運送業において、チャーター便というと、「営業車として登録されている車両を貸し切ること」を意味します。

つまり、車両を1台貸し切って、輸送を行うことをチャーター便と言います。1台では積みきれない場合は複数台の手配させていただきます。

商品の荷姿が極端に長かったり、重量が重かったりなど、他の荷物と一緒に運びにくい物、時間指定がある場合、急ぐ場合などは、チャーター便が使われることが多くあります。

(荷物例)試験品・サンプル品・金属加工品・印刷物・店舗什器・精密機器・催事品・建築資材など

2.チャーター便と混載便の違い

チャーター便とよく比較される輸送方法として混載便があります。

両者はどのように異なるのか、その違いについて説明させていただきます。

チャーター便が1台の車両を1社の荷主が貸し切って輸送するのに対して、混載便は複数の荷主の荷物を一緒に乗せて運びます。

混載便は基本的に、集荷する地域が近いことと、輸送する方面が同じ必要があります。

トラックで言えば、大阪の複数ヶ所で複数の荷主から荷物を集荷して、名古屋方面へ1台のトラックで運ぶという感じです。

佐川急便様やヤマト運輸様が行うサービス(宅配便)が代表的な混載便となります。

1台の車両を複数の荷主で使っているため、当然、費用的には安くなるので輸送コストを抑えることができますので、1個数千円などで輸送できます。

しかし、荷物を集荷する時間やルートが決まっているため、急いですぐに輸送したい場合などには向きません。

また、行き先によっては途中で何度も仕分け作業が入るため、誤配送や誤着のリスク、積み降ろしを何度もするため荷物が損傷するリスクは高くなります。

その点、チャーター便は貸切輸送となるため、基本的に積み替え無しで指定場所まで輸送するのでリスクはかなり少ないと言えます。

3.チャーター便のメリット

1台の車両を貸し切って輸送を行うチャーター便にはどんなメリットがあるのか、

以下に、5つのチャーター便のメリットを説明します。

そのメリットを把握して、有効的にチャーター便を利用しましょう。

3-1 日時について

チャーター便を利用するメリットの1つは、配送日時や配送ルートを自由に決められることです。

車両を貸し切っているので、目的地へ直行でき、最短で届けることが可能です。

また1社のみの荷物を運ぶため、指定時間の自由度も高いです。

チャーター便ならば、送り先の相手が欲しい時間に合わせて正確に届けることもできます。

弊社なら24時間の指定が可能なので、前日に集荷して翌朝一番に企業様や現場に納品や24時間稼働している工場に夕方集荷して、そのまま夜中に納品することも可能です。日本全国配送可能です。

他にも、指定した場所を経由して、複数個所で荷物をそれぞれ積み込んでいき一ヵ所に納品やその逆パターンにも対応しております。

このように、チャーター便には、日時や輸送ルートを自由に決められるというメリットがあります。

3-2 リスクについて

チャーター便ならば、荷物の破損のリスクも低く抑えることができます。

混載便の場合は、他の荷物との兼ね合いもあるので、積み方や養生の仕方などもそこまで自由には決められません。

一方、チャーター便なら貸し切りのため、荷物の形状に合わせて荷台などに乗せる場所や、その荷物に適した養生を行うことができます。

たとえば弊社でしたら、加工製品に梱包がされてなくても毛布などで保護をしますので、梱包の手間が省け毛布で保護するので傷もつきにくくなります。

プチプチなどの緩衝材を巻いていただくと、輸送中の荷物の破損のリスクをかなり低く抑えることができます。

また、チャーター便は途中で荷物の仕分けなども基本的に発生しないので、仕分けによる荷物の破損のリスクも混載便と違いありません。

3-3 荷物について

車両を貸し切って輸送することができるので、長い荷物や、形状が複雑で積載効率が良くないものなど、他の荷物と混載することが難しいものでも安全に運ぶことができます。

例えば、美術品や工芸品や試作品などの壊れやすいもの、出張先で使う機材や工具、そして高額な荷物などが挙げられます。

このように、他の荷物と一緒に運ぶことが難しい物や、他の荷物と接触することで破損するようなものにはチャーター便は適していると言えるでしょう。

3-4 宅配便よりお得に

宅配便の場合は、1個数百円~数千円となりますので、個数によってはチャーター便のほうがお得になる可能性があります。

たとえば、120サイズのダンボール40個を大阪市から姫路市に宅配便で送る場合、個数×運賃(1,000円とします)

40個×1,000円=40,000円となります。

弊社のチャーター便なら24,000円前後となりますので、約16,000円ほどお得になります。

弊社では、お荷物のサイズや個数、行き先によっては、チャーター便をご利用頂いているお客様が多数おられます。

3-5 温度指定ができる

冷凍冷蔵車のチャーター便をつかえば-20℃までの温度指定が可能となります。

貸し切りのため、そのお荷物の指定温度で輸送が可能となります。

たとえば、サンプル品、試作品、医薬品、食品、冷凍食品、危険物など

弊社では、データロガー(庫内温度記録計)を設置しております。

また輸送中の温度推移をパソコンへデータを取り込み温度の推移履歴表やグラフを出力することが可能です。

電子メールにデータを添付、紙媒体に温度グラフを印刷してお渡しすることが可能です。

※冷蔵・冷凍や温度指定のお荷物は必ず予冷が必要となります。

4. チャーター便のデメリット

チャーター便を使うことにはデメリットもあります。

デメリットも把握したうえで、チャーター便を使うかどうかを適切に判断できるようにしましょう。

以下に、チャーター便を使う際のデメリット2つを説明します。

4-1 コストについて

チャーター便は車両を丸々1台貸し切るため、コスト面では混載便と比べて割高になります。

特に運ぶ荷物が少ない時でも車両を手配するコストは一緒なので荷物が少なくなればなるほどコストがかかります。

常温と冷凍・冷蔵で送りたい荷物が同時にある場合は、2台以上の別々の車両を用意する必要があるためコストが倍に。

4-2 手配について

チャーター便のデメリットとして、手配が難しいことも挙げられます。

近年、運送業界ではドライバーが不足しており、さらにコンプライアンスの問題や働き方改革の推進により、チャーター便を引き受けていない会社も増えてきています。

そのため、特に運送業界が忙しい繁忙期にはチャーター便を手配したくても、見つからないこともあります。特に冷凍・冷蔵車は台数に限りがあります。

弊社では繁忙期の当日手配でも可能な限り手配いたしますので、お気軽にご相談ください。

協力会社様のお力添えいただいているおかげで、今まで手配が漏れたことはございませんので、ご安心して弊社へご依頼ください。

5.チャーター便のご利用場面

ここまでチャーター便のメリット・デメリットを紹介してきました。

それらを振り返って、チャーター便が適している場面をまとめますので、ご依頼する際の参考にしてください。

 

①到着時間など細かい指定が必要なとき

チャーター便ならば、目的地に直行で荷物を送ることができます。

その為、到着時刻をある程度正確に指定することができるので、細かい時間設定が必要な時に便利です。

引取後最短なども可能ですので、大阪市内に朝一集荷、最短で広島県などもご対応可能です。

 

②特殊な荷物を運ぶとき

破損しないように注意して運びたいものや、他の荷物と一緒に運べないような特殊な荷物を運ぶときに適しています。

 

③複数口の荷物を運ぶとき

行き先が同じで量が多い荷物を運ぶときにはチャーター便を手配して荷物を運ぶ方が、積載可能な数によっては、混載便よりも安くなる可能性があります。

積み替えや仕分け作業がないため、口割れの心配もいりません。

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